公園の野鳥・・・その2

江曽島1教区の佐藤 重男さんが真岡市の井頭公園にて撮影された写真を紹介いたします。

 7月に紹介しました「公園の野鳥」の第二弾です。

アングルが素晴らしく、その表情からは鳥の気持ちを汲み取れそうなほどです。

(宇都宮市:栃木中央公園)

みんなのアイドル、「カワセミ」です。

噴水が吹き出す中、なんとも言えない表情で佇んでいます。一息の安堵した時間を過ごしているのでしょうか?

 

みなさんも水の流れを見ていると、時間が過ぎるのを忘れたりしませんか?

洗濯機の水の回転をいつまでも見ていることがありませんか?私だけでしょうか( ^ ^ ;)

 

閑話休題

 

それにしても写真の構図がすばらしいですよね。

人は構図の右側にあるもの、目に入りやすい右側にあるものを好むといいます。人と対面して話をする時には、相手から見てすこし右側に位置して話をすると良いそうですよ。

 


(真岡市:井頭公園)

さすが!!カワセミが小魚を捕食し飛び立とうとしているところです。

 

鏡のように水面に映る姿もバッチリと捉えています。水上のカワセミとは違う「鏡の世界」にいるような・・・そんな風に見えないでしょうか?

 

この写真も右側にカワセミがいて非常に落ち着く構図です。これから左側に飛び立とうする躍動感も伝わってきますよね。

 


(真岡市:井頭公園)

こちらもカワセミですが、口の中になにか見えますよね?

 

鳥は食べたもののうち、消化されなっかた物を塊にして口から吐き出します。これを専門用語でぺリット(pellet)と言います。この写真はまさにその瞬間を捉えているんですね。

 

人間は骨・貝殻など、かたい食べ物は飲み込まないですが、鳥は飲み込んでから身体内で処理をするんです。非常に勉強になりますね。


(真岡市:井頭公園)

岐阜県は長良川の鵜飼いでおなじみの「カワウ」です。

 

餌を捕獲する際には時に1分以上、水深10m近くまで潜水することもあります。そこまで深く潜るとは、おどろきですよね?

 

この写真、なんと言っても注目は魚の位置です。宙に浮かんでいてまさに捕食寸前です。非常にダイナミック!!

 

 


(真岡市:井頭公園)

あまり見慣れないかもしれませんが、「カワアイサ」という、カモ目カモ科ウミアイサ属に分類される鳥です。

 

カモの仲間なのですが、仲間内では体高と体長の比率的に最も細長く見える種でもあります。

 

こちらもダイナミックなお食事中。お口よりも大きな魚を一生懸命捕食しています。写真をクリックして大きなサイズで見てみてください。・・・ね?懸命な表情に見えるでしょ?


(真岡市:井頭公園)

こちらは「オシドリ」です。

この写真のように、いつもオスとメスが寄り添っていることから「おしどり夫婦」という言葉の元になりました。

奥にいるオスはとてもきれいな色彩をまとっています。手前のメスは非常に落ち着いた色合いです。

 

オス・メスで寄り添うオシドリですが、実は毎年パートナーを変えるという説があります。みなさん、仲睦まじい姿は真似しても、パートナーを変えるところまでは真似しないでくださいね?


今回も素敵な写真でしたね。

山や森などに行かなくても、身近な公園にたくさんの種類の野鳥がいるんですね。

そしてどの写真も表情が豊かで、素晴らしい瞬間が捉えられていますね。

またのご投稿をお待ちしています!


 

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