R6年5月の俳句:短歌:川柳 投稿壇
寸評:推敲=片桐基城先生
☆今月号より先生が投稿句(首)の中から一人一句を選び赤字で掲載致します。
投稿句(首)は今まで通り2~3句(首)を限度に受付させて戴きます。
推敲寸評、成されない方も居ますのでご了承願います。
投稿、句(首)は全部掲載させて戴きます。
【毎月の投稿〆切日=20日】
☆俳句の部
〔角田和道:今光教区1部〕
◎「鯉のぼり幼き日々を風に乗せ」
〔青木幸子:事務局職員〕
◎「朝陽の若人の背に春風よ」
〔大和佳子:松原教区〕
◎「春愁い色とりどりの花が咲き」
◎「土筆菜遠慮しがちにこんにちは」
●寸評:土筆が多い処に来て、感激のあまりの挨拶にも通じる発想がいいですね。
★添削:「つくし野や遠慮しながら『こんにちは』」
◎「釣り人の裏で魚待つアオサギや」
〔澤村まつ子:高根沢教区〕
◎「ほかほかと足元にのびるふきのとう」
◎「あざやかな桜の山で深呼吸」
◎「山あいにかぜにふかれる花粉かな」
●寸評:毎年花粉には悩まされますね。掲句は、山あいの・風・吹くを漢字に。
最後「かな」も良いですが。
★添削:「山あいに風に吹かれて花粉舞う」
〔渡邉孝之:江曽島教区二部〕
◎「花筏大きく蛇行遅々として」
◎「遠雷に急ぎ取り込む吾の衣」
●寸評:近い雷鳴に洗濯物を取り込むのは解りますが、遠雷はどうでしょう。
この「急ぎ」を消せば忘れていた取り込みをしたことになりますね。
〔清澤 修:壬生教区一部〕
◎「花吹雪去り逝く友の笑顔あり」
◎「老いて尚咲き誇るかな褒められて」
●寸評:花に擬人化した面白い捉え処と思いますが、残念ですが季語が有りませんね。
又、下五の意味合いが曖昧です。
★添削:「老木の花誇り気に咲いている」
◎「東雲の今年も川面に花吹雪」
〔金子龍夫:江曽島教区二部〕
◎「境内の八百余年芽吹く春」
◎「幼少期草餅摘みてひな祭り」
●寸評:「草餅・ひな祭り」季重り。
◎「鶯鳴にサクラ咲き出す山路かな」
●寸評:「鶯・さくら」と季重りです。重なると云っても良い思い付です。
そこで、その動機を「水音」(みなおと)では如何。良い句になりますね。
★添削:「水音にさくら咲き出す山路かな」
〔林 弘:壬生教区二部〕
◎「片栗と花はヤシオの古賀志かな」
〔金子敏枝:江曽島教区二部〕
◎「古のロマンへ誘う古代蓮」
◎「露草の色鮮やかな雨上がり」
〔清澤久子 :壬生教区一部〕
◎「さくら道夫婦で俳句詠みくらべ」
☆川柳の部
〔清澤久子 :壬生教区一部〕
◎「老い友と会話はいつも繰り返し」
●寸評:繰り返す良くある会話ですね。会話する相手を友達と言わないで
読み手に想像させませんか。
★添削:「老いたればつい繰り返してる会話」
〔安保 孝:江曽島教区二部〕
◎「オタカツ材料値上げでオタカツク」
☆短歌の部
〔石川けい子:城東教区〕
◎「パソコンとお役頂きにらめっこ夜ごと学びの後期の夫」
◎「つれあいと小鉢並べて居酒屋ごっこ何を飲みます”ねえ~”だんな様」
◎「夕ぐれに江川で遊ぶカモの群れ日光連山遠くに見える」
〔安保 孝:江曽島教区二部〕
◎「功徳積む思いで受けた新役務気付けば罪障積もりに積もる」
☆人生訓
〔清澤久子:壬生教区一部〕
◎「人生の重い荷物を降ろしたら笑顔の道が待ってるよ」
ご信者皆様の投稿 、奮ってご参加ご披露をお待ち申し上げます。 【毎月投稿〆切日=20日】
投稿ご希望の方は事務所へ提出、若しくは宇清師、陽哲師、渡邉孝之までお申し込みください。
投稿フォームでも受付しております。
受付次第ホームページに掲載させて頂きます。
バックナンバー
新着情報
〇YouTube公開
「いっしょにお看経してみませんか?」
本堂で一緒にお看経しているような気分になれる30分ほどの動画です。
みなさんも一緒にお看経してみませんか?
〇「常に照らさん常照寺」 YouTube公開
先住・井上日宇御導師が作詞をされました
「常に照らさん常照寺」をYouTubeで公開しました。
〇本堂の左前、お塔婆の前に線香台を設けました。お塔婆を建立された方は、ぜひ、本堂でもお線香をあげてください。
本門佛立宗 常照寺
〒320-0806 栃木県宇都宮市中央3-11-13
TEL : 028-634-4205
FAX : 028-637-9207
Copyright © 2021 Honmon Butsuryu-Shu Joushouji Inc. All Rights Reserved.