《高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃》

 教化・法灯相続つづれ織り運動

○六月のご奉公のすゝめ

 令和四年度の後期のご奉公が、今月よりスタートしました。前期の御奉公を振り返り、有終の美を飾らせていただけるよう「教化・法灯相続つづれ織り運動」になお一層の努力精進をさせていただきましょう!

 

   ◇ ◇ ◇

 

① コロナに負けない「日常信行」の見直し

 「新型コロナウィルス」の感染拡大が未だ終息しませんが、いつまでも「コロナ」に負けていては、功徳を積ませていただくことはできません。お講参詣等も自粛せざるを得ない状況を鑑みますと、自宅でのお看経の時間を増やす工夫も大切で、日晨上人は「千遍口唱(三十分)」を奨励くだされましたので、ぜひ実行させていただきましょう。

御教歌

だいもくは 千遍よりは 万遍と

    唱えへかさねて 妙をしる也

 

② 宗門層回向料随喜奉納

 「宗門総回向料」は「宗門三大奉納金」の一つであり、全宗門人が弔主となり「ご回向」の功徳を積ませていただく大切なご奉公で、本山宥清寺の開導会に併せて、ご講有上人がご回向の言上を手厚くなさってくださいます。

 なお、、私たちが奉納させていただいた浄財は、本山の護持運営と宗門発展のために大切に運用されますので、全信徒随喜奉納させていただきましょう。

 「宗門総回向料」一霊三百円以上となっており、ご回向袋は二種類あります。

1⃣三祖聖人と先師上人への報恩のご回向

2⃣先祖代々とご縁のある方がたへのご回向

 奉納袋は。六月一日に配布させていただきますので、七月二十日までにご奉納下さい。

 役中さんは、部内の奉納額が昨年を上回るよう「随喜奉納」を呼びかけましょう!

 

御教歌

有志せよ 御寺の墓の 門たてん

    しなぬものとて なき世也けり

 

③ 教区内・部内の弘通力強化について 

 現在、どこの教区・部内に於いても、高齢化が著しく進んでおり、次世代の後継者があまりにも少ないのが現状であり、この問題を解決するためには、ご信者の皆さんのお一人おひとりの協力が必要不可欠です。

 皆さんご承知の通り、令和四年度の総祈願一項目には「教区部の基盤整備確率」よ謳われてますよう、第一にさせていただくご奉公は、

1⃣現時点の教区内と部内の見直し、新しい役中候補者を選出すること。

2⃣より良い組織に編成替え実施すること。

 ついては近日中に「委員会」を編成して、「新役中後継者」の発掘と、「教区部の基盤整備」を検討していきますので、ご協力をお願いいたします。

御教歌

信者のみ うちよる組は 中もよし

 

    物織り貧乏 苦情ひまなし