《高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃》
教化・法灯相続つづれ織り運動
○九月のご奉公のすすめ
ありがとうございます。
早いもので、今年も「秋季彼岸会」を迎える月となりました。令和3年度のご奉公締め切りも今月を入れ正味3ヶ月です。『高祖日蓮大士ご降誕八百年慶讃ご奉公』の前年の年、有終の美を飾れるようガンバリましょう!
一、「秋季彼岸会」について
暑さ寒さも彼岸までと言われますよう、秋の「彼岸会」が23日(祝木)午前10時より奉修されます。
世間では、お彼岸やお盆になりますと、お墓参りをしたり、故人の命日にお塔婆をあげえば、それでじゅうぶん「志し」が通ると思っている人もいるようですが、それだけではご先祖さまに申し訳ないことです。
ご先祖と一括りにいいますが、私たちの親は二人、そのまた親は四人であり、10代さかのぼりますと直接のご先祖の数だけでも二、〇四八人になります。
そっして、さらにもう10代さかのぼると、なんとご先祖さまの数は二,〇九七,五五二人というとんでもない数字になるのです。
もしその中の一人でも欠けていれば、私たちはこの世に存在しなかった訳ですから、現在有り難く生活できるのは、ひとえにご先祖さまのお陰です。
ご先祖さまの中には、食料の乏しいなか、また非業の死を迎えられた方もおられるでしょうから、そのような方がたは、特に私たちが法華経の肝心要(かなめ)である『上行所伝の御題目』さまをお唱えさせていただいての真(まこと)のご回向を喜んでくださるのです。
本門佛立宗では「常盆常彼岸」と教えていただきますよう、毎日がお盆で毎日がお彼岸と教わってます。
つまり、毎日が数多いご先祖さまのどなたかの『ご命日』だと思って、日々感謝の気持を込めて、真の志を持って上行所伝の御題目をお唱えすることが大切なのです!
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特に「お彼岸」は、普段忘れがちな恩ある「ご先祖」を思いだし、お塔婆を建立して御題目を唱えてご回向させていただこうという大切な法要であり、ご先祖さまは私たち子孫の志あるご回向を待ち望んでいるのです。
ご先祖さまのお陰で今現在の自分があることを決してお忘れなく!
御教歌
弔らはる そとばの心 しるならば
チャラポンよりも 南無妙法蓮華経
二、『龍ノ口ご法難記念』について
九月十二日(日)は高祖大士の『龍ノ口ご法難記念日』です。当日は午前九時から十一時まで二時間、令和3年度の常照寺の弘通誓願を達成すべく「口唱会」を開催させていただきます。コロナ禍のなかですが、万障繰り合わせて参加させていただきましょう!
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◎『龍ノ口のご法難』の意義について
今から七四九年前の文永八年(西暦一二七一)御歳五〇歳の時、お祖師様は龍ノ口ご法難にお遭いになられました。
九月十二日深夜午前一時頃、龍ノ口の『処刑場』に連れてこられた高祖大士は今まさにお首を切られんとした時、お側で泣き悲しむご信者の四条金吾さんに対し「これ程の悦びをばわらへかし」と仰せになられました。『御法の為にこの命を捧げられるのであるから、こんなに有り難いことはないではないか。』と、お祖師様の御法に対するまことのご信心が、お命にも及ぶこの大難をも悦びに変えたお言葉です。
特筆すべきことは『大難四カ度小難数』を知らずといった「ご法難」に遭われるたびに、現証のご利益を頂戴し、そのご法難を逃れ御法がドンドンと弘まって行ったという事実です。
言い換えますと、私たちもお祖師さまのように、どんなに苦しい時でもみ教え通りのご信心を貫けば、お祖師さまのような現証のご利益がいただけるということです。
お祖師さまのようにご信心に対するご姿勢をいついかなる時も忘れず、報恩のお教化に気張らせていただきましょう!
住職 内田照肇合掌
御教歌
江の島の 光物にて 疑ひの
むねのくもりぞ はれわたりぬる
新着情報
〇YouTube公開
「いっしょにお看経してみませんか?」
本堂で一緒にお看経しているような気分になれる30分ほどの動画です。
みなさんも一緒にお看経してみませんか?
〇「常に照らさん常照寺」 YouTube公開
先住・井上日宇御導師が作詞をされました
「常に照らさん常照寺」をYouTubeで公開しました。
〇本堂の左前、お塔婆の前に線香台を設けました。お塔婆を建立された方は、ぜひ、本堂でもお線香をあげてください。
本門佛立宗 常照寺
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