R7年1月の俳句:短歌:川柳 投稿壇  

 寸評:推敲:選者=片桐基城先生

   ※あけましておめでとうございます

    本年も多いに作品作り楽しみましょう。

☆頑張って俳句している皆様を嬉しく思っています。皆様の俳句に対する気構えを感じていますが

 今月は「擬音語」を用いた句が有りました、そうした比喩を用いた句にも挑戦してみてください。

 

●文芸編集部より                       

 又、今月は次点が有りませんでした。

※複数の句の投稿者の方へ:寸評、添削は一人一句をして居りますのでご了承お願い致します。

 (先生は投稿句全句を推敲成され、その中で佳句を一人一句として挙げて居ります。)

 ☆優秀句を一席~三席との表記を「天・地・人」としました。

  他の表記は「◎」次点、「〇」次々点。

 【毎月の投稿〆切日=10日】

 

☆俳句の部 

〔渡邉孝之:江曽島教区二部

天:「寒の入り犬も散歩に尻込みし」

寸評:寒に入っての朝のその寒さに震えるばかりに身を竦めていると、何時も

    散歩をする愛犬が、主人公になぞってその寒さにおどおどしている様子が

    見えてきます。

 

〔清澤 修:壬生教区一部

地:「散歩する行き交う人も懐手」 

寸評:寒くなっても散歩を日課とする心意気は結構ですが、懐手をしながらの

     横着な散歩ではないでしょうから、下五の「も」が気になります。

添削:「懐手の人に出会える散歩道」

 

〔角田則子:今光教区一部

人:「朝参り霜踏む音に励まされ」

寸評:上五「朝参り」は、私達法華経でのお参りでしょうが、句の上では広く

    捉えてみると、何かの祈願がともすれば挫折しそうでも中七が奮い立たせ

    てくれる意識を感じます。

 

角田和道:今光教区一部

「ゆき化粧男体の峰輝けり」

寸評:冬山の景を「化粧」と捉えたお手柄句です。が、此処は強く云いたい処を弁えて

    構成を工夫すると良い句になります。

添削:「初化粧ふかく輝く男体山」「男体山の峰の輝く雪化粧」

 

〔大和佳子:松原教区〕

「黄落が朝日を浴びてキラキラと」

寸評:折から朝日に黄色く染まった銀杏並木を観ての句ですね。擬音語を「きらきら」で

   より強さを感じます。が、黄落が曖昧です。

添削:「きらきらと朝日を浴びる黄落期」       

 

 〔青木幸子:事務局

 「おさがりや静謐のとき仄白き」

 寸評:掲句も「おさがり」で「お下がり」なのか「御下がり」なのか季語に迷いましたが

    下五の「仄白き」で雪の景なのだと解りました。

添削:「御下がりに仄かに白く静かなり」

 

 

〔林  弘:壬生教区二部

「肉御願い私は野菜芋煮会」

寸評:俳句は第一人称を以て詠い詠われますので「わたし」の語は不要です。そこを訂正して

    この句をもっと柔らかに表現してみましょう。極端に言うと川柳っぽく残念です。 

 

〔石岡ノブ:高根沢教区

「詠んでみて初めて気付く季語の位置」

 寸評:一読頷ける言葉ですが、季語も無く川柳っぽく句が持つ諧の心が無く残念です。

    敢えて俳句なら。川柳ならば完成句です。

添削:「満月やあちとち迷う季語に位置」

 

〔金子敏枝:江曽島教区二部

 

「荒崎の波間に見ゆる白い富士」

寸評:富士を見る絶景と言われている三浦半島突端に見る荒崎を詠っているのではと

    驚愕感銘して、当初「天」位に頂きましたが、「白い富士」に季節はあります 

    が無季語句で非常に残念。

 

☆川柳の部

〔福田時子:江曽島教区二部 

「団結し瞬時の対応そば旨し」

「足が無い瞬時の対応そば旨し」

寸評:おなじ景を詠っていますが。二首目の「足が無い」と云うのは、帰宅へのそれで

    しょうか。面白いですが瞬時にでもわかるでしょうか。それは二の次にして美味しく

    啜っている面影が見えてきます。川柳とせず季語を加えて俳句に詠うと、もっと面白く

    なるのでは?

 

〔石川けい子:城東教区二部〕

「見上げれば一直線の白い雲

「夕暮れの空飛行機が行く」

 

 ☆人生訓&人生標語

〔安保 孝:江曽島教区二部〕

 「お願いされると断れず随喜の心で引き受けて

   終いにゃ真顔で白目むく」

  

※編集後記:細心の注意を払って誤植、脱字、書き違いが無いように編集して居りますが

      もしそのような事が有りましたらお許しください。又、文芸編集部までお知らせ下さい。

       

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